第4回横浜クニツィア会

 記事  第4回横浜クニツィア会 はコメントを受け付けていません。
7月 062020
 

フリースペースになったぶんぶん関内店3Fを利用して、第4回の横浜クニツィア会を開催しました。
いつも来てくれている面子に、ゲームカフェぶんぶんにも通ってくれていたKさんが加わり、沢山のクニツィアゲームを遊びまくりました。
来月以降も開催していきますので、末長くよろしくお願いいたします!

====================

【ナイツポーカー】
5色1-6のタイルを使用して、手札4枚、3列のみで行うコンパクト版のバトルラインです。

ナイツポーカー

手番では手札からタイル1枚を3列いずれかの空き枠に置いて袋から1枚手札補充を繰り返し、お互いに3×3が埋まったら列の役の強さを比べて2列以上取った方が勝利です。

——

準備中にKさんと挨拶がてらの一戦です!

ナイツポーカー

そして挨拶がてらの一敗です!

青5青6が手元にあったので、青4を待ちながら右列に緑1を置くと緑2を引き、それを置くと緑3を引く良い流れ。
中列に赤2赤5でフラッシュを狙うも、スリーナンバーを揃えられてしまったので左列で勝つしかなくなります。
青5の後、青6を置いて青4を待ちましたが、結局最後まで来ず!
後から盤面を見返すと、赤5は左列で5のスリーナンバーを狙って、中列は赤1-2-3を狙う方が作戦的には良かったですね。

Kさんの勝利です!

ポイント制のルールもあり、そちらでじっくり勝負もしてみたいです。

====================

【砂漠を越えて】

砂漠を越えて

ヘクスマップの砂漠にオアシス(木)や得点タイルが配置されています。
各プレイヤーそれぞれが5色のラクダについて起点となる駒をボード上に配置してゲームを開始します。

手番で行うことは、駒2個(同色でも別色でも)を自分のラクダの各色の列を伸ばすように配置するだけです。他プレイヤー同士の同じ色のラクダが隣接することはできません。

得点タイルの上に駒を置くとタイルを取って得点、各色のラクダ列を各オアシスに隣接させると得点、マップの縁や単色ラクダ列で内部に他のコマがいない範囲を囲うと得点です。

共用のラクダ駒のうち1色を使い切ったらゲーム終了です。各色のラクダについて最多で駒を置いているプレイヤーが得点します。

——

傑作陣取りの砂漠を越えてをプレイしました。
ブルーラグーン他、最近のクニツィアの陣取りゲームもマイルド感とキレの良さのバランスが良くて好きですが、完全情報公開で運要素無しの砂漠を越えての悩ましさには痺れますね。

通常マップは中央部分にも壁があり、それを利用して範囲を囲うこともありますが、今回はZ-man版のボード裏面でプレイして中央に川が流れています。

各プレイヤーの各色ラクダ列ごとに川を渡ると得点になります。中央付近では囲うのが難しいので、代わりに川の行き来やそのブロックを考えることになります。

手番では自由な色の駒を2個追加するだけですが、5色のラクダ列についてどこに繋げるかなどを考えなければならず、他プレイヤーがどこを先に押さえてくるかを意識しなければいけないので非常に悩ましいです。
各所で同色のラクダ列同士の幅寄せが行われて間に道ができたりと、段々と盤面が確定していく様が非常に美しいですね。

今回は初期配置で外側に置けなかったため、なるべく多くのオアシスへの接続と川渡りを考えていくことになります。囲うのを諦めたので、列の長さのマジョリティ争いも捨てることにしました。
他プレイヤーの同色ラクダと競う部分が少なく、合間を縫って駒を数個置いて繋げるという状況だったので、急がなくても確定している部分が多くてプレイ自体は楽でした。

砂漠を越えて

ゲームの結果はKさん(赤)が見事に勝利!

ボード左上に囲った空間が25点くらいあり、流石に範囲を取られすぎてしまいました…。
やはり傑作ですね。

====================

【チーキーモンキー】

チーキーモンキー

袋の中に沢山の動物タイルが入っています。ゾウは3枚、シマウマは6枚、サルは10枚というように、各動物ごとにタイル総枚数は異なります。

手番では袋から1枚ずつタイルを引いていきます。好きな時に手番を止めて引いたタイルを確保して、自分の前に(既に確保しているタイルがあればその上に)積み重ねておくことができますが、その前に同じ動物のタイルを引いてしまうと手番が強制終了して引いたタイルを袋に戻さなければいけません。

引いたタイルが他プレイヤーが確保したスタックの一番上と同じだと奪うことができたり、サルを引いた時には他プレイヤーのスタックの一番上と交換できたりもします。

袋のタイルが全て引かれたら最終的に確保したタイル1枚につき1点、各動物ごとにマジョリティを取るとその動物の総枚数点が入ります。

——

基本的には引き運のゲームですが、今出ているタイルの枚数から止め時の判断をすることはできます。

10のサルは交換効果からの再回収ができるのでどんどん引きたいくらいですが、9のハイエナが来ると引き続けるか悩みます。

引いてはバーストして、溜めては奪われと盛り上がりましたが、一番のハイライトはバーストしたけがわさんがクニツィアのゲームに対して「クソゲー!」と言ったところですね!?

イノシシとハイエナのマジョリティを狙うも、後半にハイエナを取られてしまって失敗。

チーキーモンキー

勝者はハイエナのマジョリティを取りつつ、タイルも多めに集めたKさん!

Kさんの3連勝素晴らしい!

====================

【アムステルダムの商人】

アムステルダムの商人

ゲームボードは、世界地図、アムステルダム市内、商品の3カテゴリーに分けられています。また各カテゴリーは4つのエリアに分けられます。

プレイヤーは競りやカード選択によって、これらの各エリアに自分のマーカーを置く(またはステータスを伸ばす)ことができて、各カテゴリーの決算のタイミングで各エリアの2位までにお金が入ります。

手番では山札からカードを1枚ずつ計3枚めくりながら、それを「自分で使用する」「競りにかける」「破棄する」に振り分けていきます。各カードで指定された箇所に自分のマーカーを置くことができます。

競りはタイマーのような機械を使用したダッチオークションです。200からスタートして金額が下がっていき、タイマーを止めたプレイヤーがその金額で競り落とします。

ボードの周囲はイベントや決算などの進行表になっていて、砂時計カードがめくられると強制的に進行していき、全てのカードがめくられて最終決算になります。

——

競りのための機械が特徴的なアムステルダムの商人をプレイしました。

決算が起きるカテゴリーの順番と回数は進行表で決まっていますが、砂時計カードのめくり次第で準備期間が変わってきます。

進行表的には序盤は準備期間で、1/3程度進んだところから決算が起き始めます。その中で、けがわさんが序盤から借金をしながら110-160程度でどんどん競り落としていきます。キノさん、Kさんも同じ相場感で競り落としにかかる中、私は相場が高めに感じたので「一度も競り落とさない」作戦を視野に入れてみました。

決算では、そのカテゴリーで一番発展しているエリアから順に1位と2位に100-60/80-40/60-40/40-20のお金が入ります。そうなるとプレイヤーに入るお金の合計は440です。各カテゴリーごとに何回かの決算があるので序盤から競り落として行った方が効率が良い気がしますが、乗り遅れてから同じ相場感で競り落とすと結局序盤の決算までに負けた分を取り返せない気がしたので、皆が高額で競り合うことを祈りながら静観します。

アムステルダムの商人

競り落とさずに自分の手番で1枚選べる「自分で使用する」カードと、進行表に何回か登場する「全プレイヤーが特定カテゴリーの任意エリアにマーカーを置く」効果のみを利用して、他プレイヤーと競い合わずに2位以内に確実に入れる場所だけにマーカーを置いていきます。

けがわさんは決算で稼ぎ、それをKさんが着実に追っていく展開。キノさんは砂時計カードがめくられるタイミングが毎回一歩かみ合わずに損をして辛い感じです。

アムステルダムの商人

勝者は、けがわさん!
進行表の後半にはエリアでトップのプレイヤーのみが損をする箇所もありましたが、そのまま駆け抜けられてしまいました。

競り落とさない作戦でも点数は悪くなかったので、もう少し競りにお金を使ってくれればいけそうでしたが、流石に後半は控えられてしまい見事な舵取りに負けました。

※訂正:けがわさんの記録によると、けがわさんと私が同点1位だったらしいです。やったね!

ゲーム中に使用するのも最終的な勝利判定も同じお金というタイプのゲーム、やはり良いですね!

====================

【ジロデイタリア】

ジロデイタリア

(コンポーネントは古代ローマの新しいゲームを利用)

各プレイヤーは駒4個とカード4枚(3-5-6-8)と3点を持ってゲームを開始します。

時計回り反時計回り時計回り反時計回りの順でスタートエリアに駒を配置してゲームを開始します。

先頭の駒から順に手番を行います。手番ではカード4枚から1枚を選択して裏返して、その数字分だけコース変更自由で前進します。全員がカード4枚全てを使用して駒4個を移動したら、次のラウンドになって全てのカードを表に返して再使用可能になります。

同じコースで他の駒の1つ後ろのマスにいる駒はスリップストリームの効果で1-3マス多く移動できます。また勝利点を1点使用するごとに1マス多く移動できます。

コースの中間ラインとゴールラインをそれぞれ1-2-3位で越えた駒のプレイヤーに3-2-1点が入り、ゴールラインを3駒が越えたラウンドでゲームが終了。コース上に残っている駒は全てゴールラインまでのマス数がマイナス点になります。

——

シュピールボックスに連載されていたクニツィアゲームを全て遊ぶ企画。今回はレースゲームのジロデイタリアです。

最初から所持している3点以外に、得点できるタイミングは中間とゴールの3位までのみという恐ろしいゲームです。思わず最初に所持している3点を大事にしたくなりますが、最終的にゴールに到達していない駒は残りマスの数だけマイナス点なので、点数を使用して1マス進むのを躊躇する必要は全くありません。

ジロデイタリア

それに気が付くのが遅れて、団子状態でブロックなどを考えている間に、初めから積極的に点数を使用して自駒2個で交互にスリップストリームを利用していくけがわさん(黄)の2駒に差をつけられてしまいます。

中間ラインで得点できるので更にそれを使用して前進するのでもう追いつけません!

ジロデイタリア

勝者は、けがわさん!
恐ろしいゲームです!

====================

【アリストクラシー】

アリストクラシー

タイルをめくって資材を集めたり建築を行って得点を稼ぎます。

手番ではタイルを3枚めくります。タイルには資材3種類、建物3種類、王と王妃があり、表になっているタイルの中から1種類を選択してその効果を行います。

アリストクラシー

資材を選んだ場合には、表になっているその種類の全ての資材タイルを獲得します。

建物を選んだ場合には、表になっているその種類の全ての建物タイルの上に自駒を置きます。

王か王妃を選んだ場合には、そのタイルをボード上のゲーム終了トラックに置き、選んだタイルの数だけ任意の(資材や王や王妃が取られて)空いているマスに自駒を置きます。

ボードは8エリアに分かれていて、各エリアに3個の建物を置くと先着2名に2点、エリア内に置かれている得点タイル2箇所を建物で繋げると先着2名に3点、全エリアに1個ずつ建物を置くたびに8点、資材を種類問わず9個集めるごとに9点、資材3種セットごとに3点、などの得点があります。

王と王妃が全てめくられてから選択されて終了トラックに置かれたらゲーム終了です。

——

アリストクラシー

タイルめくりの運要素あり、建物配置を見据えてどこをめくるかの戦略性あり、めくった後で何を選ぶかの悩ましさもあり、今まで未プレイでしたがとても素晴らしいゲームです!

ゲームは面白いのですがコンポーネントに多くの謎があります。

サマリーになっている個人シートは全てのシートの表裏で違うキャラクターが描かれていますが、特にキャラクター能力はありません。
また建物駒は建物タイル3種に対応しているかのように3種類ありますが、特に意味はありません。
ボードの写真をみると分かりますが、ボードの構成はへクスと同義で、何故マスやタイルをスクエアにしたのか分かりません。

商品化に際して、恐らくクニチーとTMGの間で何らか微妙なやり取りがあったのでしょう…。

アリストクラシー

今回のゲームは、みずきさんとペアで参戦。こういうタイプのゲームでは資材を集めて堅実に得点するみずきさんと、流れに任せて他の人と取り合わない点数を集める私とで戦略がぶれてしまいました。運だけでなくタイルをめくる場所もかなり重要なので、適当に「どこめくってもいいよ~」では駄目ですね!

アリストクラシー

勝者は、けがわさん!
Kさんが1点差で惜しい!
キノさんは資材がボード上にあと1枚でもあれば+12点で一気に逆転でした!
接戦でしたね! ウチのペア以外…。

====================

【ノアの方舟】

ノアの方舟

ノアの方舟が完成する前にタイルをめくって動物タイルをペアにして集めます。

自分の手番ではタイルを1枚めくります。それがノアの方舟のパーツなら脇に避けて方舟が作られていき、6枚で方舟が完成してゲーム終了です。

動物タイルの場合には、そこに自分のマーカーを置きます。手番でタイルをめくって既に表になっている動物と同じタイルが表になった場合には、そのめくったタイルを獲得できますが、もう一方の既に表になっていたタイルは上にマーカーを乗せているプレイヤーが獲得します。ノアの方舟タイルがめくられるたびに、全てのタイルが裏返されてマーカーも手元に戻ります。

終了時に獲得している動物タイルの枚数で勝負します。

——

私的には初めてみるメーカーから出ているメモリーゲームです。

結構頻繁に裏返す動作が発生するため、既に捲ったタイルもたまに間違えます。

2戦プレイしましたが、どちらも恐るべき速度でノアの方舟が完成して、殆どの動物を洪水から救うことができずに終わりました!

ノアの方舟

1戦目勝者は、けがわさん!
2戦目勝者は、けがわさんと私!

====================

【有限合資会社】

有限合資会社

リアルタイムで手札のカードを交換して、同じ種類のカードを集めます。

カードには5-7-9の数字が書かれていて、そのカードの総枚数を表しています。カードを配りきって残り1枚が中央に置かれます。

手札のカードを枚数の制限もなく自由に交換していきます。中央のカードと1対1交換を行うこともできます。

各カード種類について総枚数の過半数を所持していると1枚1点になり、全て独占すれば1枚2点になります。手札の全てのカードが得点になっていれば「ストップ」を宣言することができてラウンドが終了します。

その時点の手札のカードで得点計算しますが、最後に中央にあるカードと同じ種類のカードは全て1枚マイナス1点になってしまいます。

——

クニツィア版のピット。ウィードルのドイツ語版です。プレイヤー人数分のラウンド数プレイして合計点で勝負しました。

1ラウンド目は思うように交換ができず、あたふたしている間にストップがかけられて、しかも中央カードと同じカードを所持していてマイナス点!

2ラウンド目も同上。酷い!

3ラウンド目からやっと揃えられるようになってきました。中央のカードと黙々と交換するのが一番安定になってしまい、皆がそこに集中してしまうのが少々難点ですね。交換の枚数も自由なので手札をどんどん減らすように(揃わないようにできるだけバラバラに)吐き出して、一気にストップを狙っていくのもありなのかもしれません。

有限合資会社

勝者は、Kさん!
最後に中央のカードを手に持っているのにストップをかけたのはご愛敬!

====================

【モダンアート】

モダンアート

締めかつKさん未プレイとのことで、クニツィアといえばのモダンアートをプレイ。

ルール説明は割愛しますが、競りゲームの傑作なので皆さんも未プレイであれば是非遊んでください!

私はモダンアートで今まであまり悪い結果になった記憶がないのですが、今回はボロボロでした!

流れ的に自分がラウンドを終わらせざるをえない展開が2回もあって、売って儲けるチャンスを逃します。

1ラウンド目がとても長く、2ラウンド目も5-4-4枚までもつれ込み、最後の方はプレイするカードの選択肢が殆どありませんでした。

けがわさんがダブルのカードを大量に所持していて、本人は逆にプレイしづらそうでしたが羨ましい! けがわさんが派手に稼いでいるように見えて、その裏で実はキノさんが上手く儲けている展開。

モダンアート

と思いきや、蓋を開ければKさんの勝利!
お金を使いすぎている感があったので油断していましたが、毎ラウンドで堅実に大きな利益を得ていました。
初プレイなのに強い!

今回のゲーム会は総じて負け負け。
ちょっと気合を入れ直さないといけません!
再戦再戦!